『2015 心意気〜左大文字保存会〜』
8月16日の夜、精霊を冥府にお送りする「送り火」にかける「左大文字保存会」会員の活動を今年も追ってみました。

『8月15日』午前7時30分、法音寺に集合したのは、保存会の田中博至会長、岡本芳雄副会長、会計の岡本義行氏、
幹事の岡本克巳氏はじめおよそ60人の会員たち。役員の挨拶に続き、役割分担表・法被・軍手・手拭などが手渡され、
活動にあたっての注意や連絡事項が言い渡される。また、会員の岡本一毅さん(28歳)が16年間保存会活動に従事した功績で
京都市長表彰を受けたという嬉しいニュースの披露とともに、新たに活動に参加する準会員の紹介も行われる。
 役割表に従い作業開始。松割木の小割り、運搬、山道や火床の整備、
金閣寺前の志納所での護摩木や手拭・扇子などの販売、金閣寺の竹藪から大松明用の竹を伐り出す〜など。
 午後、明日の松明行列の中心となる「大松明」が完成する頃、作業は終了!
法音寺の境内に大松明が立てられ、街道には門火の準備が整っている。
『8月16日』
午前6時40分、法音寺に集合!7時から金閣寺前で松割木や護摩木の販売が始まるがすでに長蛇の列。
昨日、山と積まれた「松割木」は、11時頃にはほぼ完売。あとから来て残念がる人の多いこと!
 午後は、全員「大北山」へ。53の火床それぞれ担当が決まっている。皆、懸命に松割木、護摩木などを井桁に組んで行く。
柴を入れ、油をかけて、万が一の雨に備えビニールをかぶせ、完了!
 午後5時30分、法音寺に再集合〜!会員の妻たちが握ったおにぎりで腹ごしらえをし、手松明の準備をする。
法音寺前には大勢の人〜。みんなが見守る中、7時すぎ20基の門火に次々点火。蓮華台の親火から手松明に、そして、
大松明に火が移される〜。表で待つ人達の歓声と拍手の中、いよいよ出発〜!
 大松明を中心に隊列を組み、山上まで堂々とすすんで行く会員たち〜、圧巻〜!の一言。
 山上で、大文字、妙法が点火されたのをみて気が引き締まる。〜8時15分、ドラの音と会長の「てんか〜!」の声が響き渡る。
一画から、筆順による点火。多くの人達の、祈り、願い、思いが美しい炎となり、夜空高くに燃えあがった〜。
  今年も、無事、お精霊さまを冥府にお送り出来たことに、感謝! 〜合掌〜